「がんとハイポキシア研究会・低酸素研究会 合同学術集会:HypoxJP 2024 (2024/9/7)」のレポート
9月7日に「がんとハイポキシア研究会・低酸素研究会 合同学術集会:HypoxJP 2024」が行われました。
EUでの「HypoxEU」と連携し、新たに「HypoxJP」として生まれ変わり、低酸素に関する学術活動を発展させることが発表され、「HypoxEU」の理事であるDr. Krista Rantanenのご承認と記念プレゼンテーションが行われました。
また弊社スポンサードの基調講演2演題が行われました。
1つ目の基調講演は京都大学の井上正宏先生によるご講演では、研究者の哲学ともいえる大変貴重な内容でした。
2つ目の基調講演は同じく京都大学の長船健二先生によるご講演では、iPS細胞から始まった再生医療への挑戦となる内容でとても興味深い内容でした。
それぞれのご講演後には大変闊達は質疑応答が行われ、これがまさに第一線の研究者達による議論が盛り上がりました。
研究会の招待講演では、チューリッヒ大学(Univ. of Zurich)のChristian Stockmann教授から大変興味深いマウスモデルによる低酸素のご研究のご講演発表がなされました。ハイレベルな議論がこれほど活発に行われる研究会は珍しいのではないかと、感嘆するばかりとなりました。
合わせて若手研究者ご発表も数多く行われ、口頭発表およびポスター発表は多くの若い先生方の研究と交流が進みました。口頭発表では若手研究者への賞も授与されるなど、「HypoxJP」として益々の発展を予見されることとなりました。来年2025年は「HypoxJP2025」として2025年9月13日に開催予定です。
弊社企業プレゼンテーションにて、低酸素培養のClinoStar2®のご紹介を行いましたので、下記の発表資料をご覧ください。
上記画像クリックでPDFご覧いただけます。(約1.5MB)